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県立中央病院職員の新型コロナウイルス感染症の感染について(5月4日)(第1報)

 当院の職員1名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが確認されました。

 当該職員は,新型コロナウイルス感染症患者入院病棟の担当看護師です。

現在,水戸市保健所及び中央保健所など,関係各所と連携し,感染経路や濃厚接触者等についての調査と,その対応について進めております。

 なお,これまでの状況及び当院の対応については,次のとおりです。

 

1 感染が確認された職員

   年 齢:40歳代

   性 別:女性

   職 種:看護師

   居住地:水戸市在住

   症 状:軽症

 

2 経過

   4月26日(日)病棟勤務(日勤)

   4月27日(月)休み 発熱と頭痛 (その後解熱し,4月30日まで休み)

   5月 1日(金)勤務(平熱) 帰宅後発熱

   5月 2日(土)休み

   5月 3日(日)熱症状が続いたため,PCR検査を実施したところ陽性判明

 

3 当院としての対応

 当該職員が行動した範囲について,清掃と消毒を実施しました.

 当該職員の濃厚接触者については,健康観察に努めるとともに,PCR検査を行う予定です。

 当該職員は,手袋,マスクに加えガウンやゴーグル等の感染防護具を着用して患者様の対応をしておりました。なお,新型コロナウイルス感染症患者以外の患者様とは接触はございませんが,万全を期すために保健所と連携しながら適切に対応していきます。

 

4 当院の感染対策

 当院では,2月26日から全病棟において,原則,面会禁止とするとともに,スタッフは,常時マスクを着用し,アルコールでこまめに手指消毒を実施しております。

 また,処置等に応じて,手袋,ガウンやゴーグル等の感染防護具をつけて,診察や看護を行っております。

 さらに,病棟や病室は,日頃から清掃・消毒を実施しております。

 

5 今後の診療について

 当院としましては,引き続き感染対策に万全を期しながら,当面,連休中は,休日の体制で診療・救急対応を行う予定です。 

 なお,接触者のPCR検査結果によっては,今後,診療を制限する可能性があります。

 

令和2年5月4日 茨城県立中央病院長

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