輸血検査

輸血管理・感染制御グループ

輸血製剤には主に赤血球製剤、新鮮凍結血漿、濃厚血小板の3種類があります。手術や出血などで血液成分が不足した場合に、それを補充するために使用されます。輸血検査では、これらの血液製剤が使用される患者さんに適合するかを検査しています。また、特殊な抗体を持っていないかを予め検査し、急な事態に備えるための不規則抗体検査も行っています。

細菌検査

細菌検査

感染症を疑う患者さんから採取された検体(喀痰、尿、便、血液、分泌液など)から、感染の原因になっている細菌や真菌(病原菌)を特定する同定検査、またその菌に対し有効な抗菌薬を調べる薬剤感受性検査を行います。これらの検査は、感染症の診断や使用する抗菌薬の選択に役立っています。また、特定の薬剤に対して耐性を持つ薬剤耐性菌をいち早く検出・報告することで院内感染対策の一端を担っています。