看護局長挨拶
茨城県立中央病院 看護局長
秋山 順子 (あきやま じゅんこ)
私が大切にしたい3つのこと
- 一人ひとりが笑顔であること。
- 成長できる職場であること。
- 助け合い、認め合えるチームづくり。
一人ひとりの看護師の笑顔を大切に
私は茨城県で生まれ育ち、隣接する看護学校から地元の病院である茨城県立中央病院に入職いたしました。入職後は様々な役割を担う中で、当院に愛着を持って勤務しております。
これまでの役割で、最も大きなものは助産師として妊産婦にかかわったことです。600以上の出産に立ち会い、切れ目のない支援に向けて、地域医療に力を入れてきました。また、リンパ浮腫療法士としてリンパ浮腫外来を開設し、多くの方の苦痛を軽減するとともに、終末期における意思決定支援や家族のケアにも関わってきました。
茨城県立中央病院は、60年以上の伝統があり、県民に信頼される医療の提供を目指しています。信頼される医療を実現するには、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、専門性を発揮する看護が不可欠です。
そして、このような看護の実現には、一人ひとりの看護師が笑顔を忘れないこと、仲間として助け合い認め合えるチームづくりだと考えます。病院の組織は人です。その根幹となる私たちが「笑顔と元気」がなければ、組織もうまく機能しません。
看護局長としての私の課題は、職場を元気にすること、そして看護をともに学び、考え、成長し続けることができ、専門職としてやりがいを感じられる職場を作ることです。
理念と基本方針
理念
私たちは、専門職として自己研鑽に努め、思いやりのある看護を目指します。
基本方針
- 患者と家族の生活を大切に、心地よい環境と質の高いケアを提供します。
- 看護の専門性を発揮し、多職者との協働によりチーム医療を実践します。
- 保健・医療・福祉サービスとの連携を図り、社会復帰を支援します。
- 看護業務の効率化を図り、病院経営改革に参画します。
- 看護の質を高めるために、学習・教育・研究活動に取り組みます。