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部門・活動

小児科 (Pediatrics)

茨城県立中央病院では、平成21年4月より、小児科一般外来を再開いたしました。

一般・専門外来診療のみの対応とさせていただいており、入院や夜間・休日の診療はできません

皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

医師名 専門領域 所属学会・専門医等

小児統括局長

筑波大学地域臨床教育

センター教授

鴨田 知博

(かもだ ともひろ)

 

○小児科

○小児内分泌代謝

日本小児科学会 専門医・指導医

日本周産期・新生児医学会

日本小児内分泌学会 評議員

日本先天代謝異常学会
日本マススクリーニング学会
日本小児腎臓病学会

部長
稲川 直浩

(いなかわ なおひろ)

 

○小児科

日本小児科学会

日本感染症学会

日本小児救急医学会
日本小児感染症学会
日本小児呼吸器学会

部長(新生児担当)

遺伝子診療部 部長

筑波大学地域臨床教育

センター准教授

齋藤 誠

(さいとう まこと)

 

○小児科

○新生児

○シュミレーション医療教育

○周産期遺伝

日本小児科学会 専門医・指導医・代議員
日本周産期・新生児医学会 周産期(新生児) 専門医・指導医

日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医・指導責任医

日本小児外科学会

茨城小児科学会・理事

日本周産期・新生児医学会認定・新生児蘇生法(NCPR)インストラクター

国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)
日本新生児成育医学会

日本シミュレーション医療教育学会

(非常勤医師)
筑波技術大学名誉教授
柴崎 正修

(しばさき まさなお)

○小児科

○気管支喘息
○食物アレルギー
○花粉症

日本小児科学会 専門医
アレルギー学会 専門医・指導医
米国アレルギー学会員

(非常勤医師)

筑波大学名誉教授

白百合女子大学人間総合学部教授

宮本 信也

(みやもと しんや)

○発達行動小児科学 日本小児科学会 専門医
日本小児神経学会 専門医
日本心身医学会 認定医
日本小児心身医学会 理事
日本小児精神神経学会 理事
日本小児保健学会
日本児童青年精神医学会

診療科の特色,対象疾患,治療法,症例数,治療成績など

 現在、小児科は常勤医3名で、平日午前の一般外来と、午後の各種予約外来を行っております。時間外診療、夜間休日診療や入院診療には対応しておりません。

 一般外来では、あらゆる疾患に対し可能な限り初期診療を行うように心がけています。主な受診者は各種急性感染症の症例ですが、乳幼児便秘や気管支喘息、食物アレルギー、てんかん、起立性調節障害、肥満などの生活習慣病、成長障害等の慢性疾患も一般外来で長期フォローアップさせて頂いています。また、専門的な対応が必要なお子さんには当科専門外来・院内各科、及び周辺医療機関を紹介させて頂いております。小児科にかかるこどもたちは、成長しやがては小児科を卒業していきます。小児科卒業後のことまでを見据え、継続した医療を提供できるよう、長期的な視点を持って診療にあたらせて頂きます。

 平成27年10月より、当院で長らく休止していたお産が再開され、出生後の新生児の診療を新生児専門医が担当しています。安心してお産に臨めるような体制を作っています。当院では、県立病院として地域の周産期医療を支援する一環として、県内周産期施設に新生児蘇生法(NCPR)インストラクターを派遣し、出張で新生児蘇生法講習会を定期的に開催しております。

診療実績

平成29年度の実績

 平成29年度は、小児科常勤医3名で1年間小児診療にあたりました。当院の分娩が再開されて1年以上経過し、当院出生の新生児が着実に増えてきました。出生後も当院で乳児健診や予防接種を受けられる児が増加しています。また、当院研修医の小児科研修を従来、最長2か月間、県立こども病院にお願いしてきましたが、希望があれば当院小児科で研修を完結できるようにしました。外来は一般診療を月~金の午前、乳児健診を月曜午後、予防接種外来を木曜午後に行い、火曜と水曜午後の非常勤医師による専門外来は、それぞれ柴崎正修先生によるアレルギー外来、宮本信也先生による心理発達外来が行われました。当院出生直後の新生児以外の小児内科疾患の入院はまだできていませんが、入院加療を要する患者さんに関しては、県立こども病院が快く引き受けて下さっています。

 平成29年度の一般外来受診者総数は、延べ3,982名(時間外受診者を含む, 前年比+170名)で、平成21年に小児科一般外来が再開されてから最も多い人数でした(グラフ)。笠間市の年齢別人口統計によると6歳未満の乳幼児数は、平成29年4月には3,323人でしたが平成30年3月末には3,246人と77人減少しており、笠間市の出生数の低下(当該年間12人減)に加えて市外への転出も増えており、小児人口は相変わらず減少し続けています。このような外来患者の増加が見込めない状況で当院小児科の受診者数が減っていないことは特記すべきことと思われました。非予約の患者さんの待ち時間が短くなったこと、当院で出生した児が当院小児科を受診するようになったこと、予防接種の受け入れ数を増やしたことなどが、受診者数の減少に歯止めをかけているものと推測されます。

 外来患者の疾患内訳は上気道炎、感冒性胃腸炎、溶連菌感染症、インフルエンザなどが多くを占め、保育園や幼稚園での流行が避けられず、母親が安心して仕事を続けられ、かつ集団生活での感染症蔓延を最小限にするためにも病児保育の充足が不可欠で、地域の小児人口減少を食い止める一つの方策になるのではないかと思われます。便秘、食物アレルギー、起立性調節障害、気管支喘息、てんかんなど慢性に経過する疾患に対しては定期的に外来フォローが行われ、学校検尿・心臓健診、生活習慣病(肥満、高コレステロール血症など)、低身長の精密健診に関しては積極的に受け入れています。

 乳児健診の総受診者数は、346名(前年比+63名)で、当院で出生した児の1か月健診122名も加わり大幅に増加しました。また、予防接種の総数は延べ1,168名(前年比+33名)で、BCGとB型肝炎ワクチンが新たに加わったことや複数ワクチンの一括接種を積極的に行っていることが接種者数の増加につながっているものと思われます。

 専門外来に関しては、前年度同様、宮本信也先生の心理発達外来の受診希望者が多い状態が続いています。この分野の専門家は全国的にも少なく、県内でも貴重な専門外来となっています。

 1年間で124人の新生児が生まれ、男児59人、女児65人、平均在胎週数39週1日(35週1日~41週6日)、平均出生体重は2,967g (2,036~3,808g)でした。そのうち入院を要した新生児は69人で半数以上(53.9%)を占めており、内訳(重複例あり)は、表のとおりでした。当院では低リスクのお産を対象にしていますが、出生体重2,500g未満の低出生体重児や在胎37週未満の早産児の数も増えてきており、今後さらに周産期における慎重な管理が必要になるものと思われます。県立こども病院NICUに搬送した症例は2例で、胆汁性嘔吐が認められ消化管閉塞が疑われた1例と呼吸障害が認められ搬送後気管内挿管され人工呼吸器管理になり人工サーファクタントの気管内注入を要した1例でした。いずれも早急な治療が必要でした。新生児の夜間休日のオンコールは、当院常勤小児科医に加えて県立こども病院と筑波大学附属病院の新生児科医にも担当してもらいました。糖尿病(妊娠糖尿病を含む)、甲状腺疾患や精神神経疾患などの基礎疾患を有する母体から出生した児も確実に増えてきています。また、社会経済的ハイリスク(経済的困窮、社会的に孤立したシングルマザー、若年など)を抱えた母親からの出産も多く、良好な養育環境で育児されない児に対して小児科医も院内外の多職種の方々とともに関わっていく事例が増えてきました。

 小児科における初期研修医の研修に関して29年度はほぼ1年間途切れなく、研修医がローテートして下さって、外来診療や予防接種を実際に行い、小児によくみられる疾患を経験してもらうことができました。また、分娩の立ち会いから、新生児の診察・採血にもかかわってもらうことができました。2か月間回ってくれた研修医の人たちは、研修後半には十分な戦力になっていました。

 

 

 

平成29年度新生児入院症例(69人、重症例あり、単位;人)
低出生体重児 13
Small for gestational age 児 5
light for gestational age 児 2
Large for gestational age 児 3
Heavy for gestational age 児 10
早産児 3
新生児黄疸 2
新生児仮死 10
呼吸障害 3
心奇形(疑い含む) 2
消化器疾患 1
小陰茎 1
母体妊娠糖尿病 13
母体甲状腺疾患 4
母体GBS 4
母体糖尿病 3
母体抗痙攣剤・向精神薬内服 2
母体RhD(-) 2
母体感染症 2
こども病院搬送入院 2

入院について

小児科は外来診療のみの対応とさせていただいておりますので当院には入院はできませんが、必要に応じて小児が入院可能な病院をご紹介いたします。

救急について

夜間・休日の小児救急も診療体制が確保できないため対応できませんので、ご照会・ご相談先をご案内いたします。

茨城県救急医療情報コントロールセンター

オペレーターが、お近くの医療機関を24時間体制でご案内します。

TEL:029-241-4199

茨城県子ども救急電話相談

お子さんが急な病気ですぐに受診させたほうがよいのか、様子を見ても大丈夫なのか

不安なとき、ご相談ください。

【受付時間 年中無休 毎日の夜間 18:30~翌朝8:00、 休日の昼間 8:00~翌朝8:00 】

全ての電話から TEL:029-254-9900

プッシュ回線の固定電話・携帯電話から短縮ダイヤル # 8000

こどもの救急ウェブサイト(日本小児科学会)

「ONLINE QQ こどもの救急」 http://kodomo-qq.jp/ もご覧ください。

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