当院では入院が決まったときから、安心して退院できるようご相談に応じております。
入院前面談
- 入院が決まった患者さんやご家族に、看護師などが面談をおこないます。
- 入院に向けての心配ごとをお聞きしたり、普段のお薬やお食事などについてお尋ねしたりして、順調に回復が進むように考えます。
入院中の退院支援
- 病棟ごとに退院支援の相談を担当する看護師や社会福祉士などが決まっています。
- 退院の準備や退院後の生活に必要な介護方法のご案内等は、退院支援の担当者、あるいは病棟の看護師が、そのつど相談しながら進めます。
- 要介護認定等を受けている場合には、担当のケアマネージャーとも連絡をとって準備します。
退院後の訪問看護
退院まもない時期、県立中央病院では必要に応じて、看護師が訪問看護をしています。当院を退院されたあと、療養に不安やご心配のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
1.対象となる患者さん
状態
- 退院後に医療器具・医療機器をお使いになる方
- 認知症や意識障害があって、介護が必要な方
- その他、退院後の生活でご心配がある方など
地域
- 病院から片道概ね30分以内で行ける範囲にお住いの方
居住環境
- ご自宅
- 居住系施設(認知症対応グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅など)
2.訪問看護の回数や期間
- 原則は、退院後1ヶ月以内に5回以内
3.訪問看護の内容
- 状態の観察、医療処置、器具の交換など
- 医療器具・医療機器の使用アドバイス
- 介護に関する相談対応
4.退院後の訪問看護利用に関する相談窓口
- すでに退院している患者さん・ご家族 → 医療相談支援室、または外来各診療科窓口へ
- 入院中の患者さん・ご家族 → 医療相談支援室、または病棟看護師・師長へ