ヘルニア外来について

 鼠径(そけい)ヘルニアとは、足のつけ根の辺りで筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹膜外に飛び出してしまった状態です。患者さんの約9割が男性で、50歳代以上の方が特に多いと言われています。

 基本的には、視診と触診で診断いたします。鼠径ヘルニアと診断されましたら、早めの治療・手術をおすすめいたします。
消化器外科のホームページもあわせてご覧ください。

ヘルニアとは

治療の流れ

1.受診予約
紹介状をお持ちの方は外来電話予約センターにご連絡いただき、「ヘルニア外来受診希望」とお伝えください。
0296-77-5489
かかりつけ医療機関からのご紹介でも予約できます。
急患の場合はこの限りではありません。
2.ヘルニア外来受診
検査(採血、CT等)を行い、手術を受けたほうがいいかどうかを判断します。説明、手術承諾後に入院となります。
3.入院・手術
患者さんの病状に応じて
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(お腹に穴を数カ所開けて手術)もしくは鼠径部切開法(足のつけ根を4~5㎝切開する)で手術を行います。入院は標準で2泊3日です。入院・面会についての詳細は、こちらをご覧ください。
 1日目:手術当日
 2日目:手術当日 手術時間1時間半
 3日目:手術翌日 退院
手術方法については、手術を担当する医師から詳しくご説明いたします。
ヘルニア手術TAPP法ヘルニア手術TEP法
4.退院後
退院後に手術後の創の状態の確認のため、外来を受診いただきます。
術後経過に問題がなければ、定期通院の必要はありません。
心配なことがあればいつでもご相談ください。

手術費用

手術費用については、患者さんによって、異なります。医療費の他に、食事代が発生します。

限度額適用認定証をお持ちいただくことで、限度額認定証に記載してある上限額以上の費用は発生しません。限度額適用認定証については、入院前にご説明いたします。
※限度額適用認定証についての詳細は、こちら「入院費用・お支払方法」をご覧ください。

ヘルニア外来診療表

担当医師診察時間
外科外来担当医師9:00~16:00
専門外来担当医師15:30~17:00

予約電話番号

外来電話予約センター
0296-77-5489

ヘルニア外来に関するお問合せ

外科外来 医事課
0296-77-1121(代)