病院長ご挨拶

「次の70年へ、県央・県北医療の未来を支える新たな一歩を踏み出します」
“茨城県立中央病院”は約70年にわたり、茨城県央・県北地域の基幹病院として、急性期医療から高度専門医療に至るまで幅広い医療を提供してまいりました。
今後、私たちは茨城県における人口構造の変化、医療需要の高度化、医療人材の確保など、さまざまな課題に直面していきます。そうした中、次の70年を見据え、茨城県立こども病院との統合による新病院の整備に向けた新たな一歩を踏み出そうとしています。これは本院にとって極めて重要な転換点であると同時に、茨城県の医療が未来社会に先駆けて進化する大きな飛躍の機会でもあります。県民の皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
一方で、新病院が整備されるまでの期間においても、医療を必要とされる県民の皆様に対し、安心で質の高い医療を提供し続けることが私たちの使命です。県南地域における筑波大学附属病院との連携を一層強化し、県全体の医療体制を支える中核病院としての責務を果たしてまいります。
また、「患者さんのために医療者が自らの生活を犠牲にする」という従来の在り方だけでは、医療の持続性を確保することはできません。医療者が安心して長く働き続けられる環境を整え、持続可能な医療体制を構築することこそが、結果として県民の皆様の健康と安心を守ることにつながると考えております。茨城県立中央病院は、患者さんにとって信頼できる病院であるとともに、医療者が笑顔と使命感を持って働ける病院であり、さらに茨城県が全国に誇れる病院であり続けられるよう、誠実に日々の診療と教育・研究に取り組んでまいります。
今後とも変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年4月1日
茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター
病院長 小田 竜也