褥瘡対策チームについて

茨城県中央病院における褥瘡管理及び褥瘡対策の効果的運用として設置されています。

主な活動内容

  1. リンクナースの役割をグループごとに責任をもって運営
    1)「計画書」と「評価票」の書類を確認
    2)カルテ内の「褥瘡計画の確認」「転帰」作業を確認
    3)「ステラ記録」の指導と、委員会で「褥瘡カンファレンス」の司会
    4)ベッドマットレス名を表示するように指示使用しているマットレス数の集計勉強会の運営
  2. 褥瘡に関する自己研鑽
    委員会主催勉強会への出席など

実績

令和5年度実績
  1. 各部署のリンクナースが各部署の褥瘡管理のエキスパートとして役割遂行しやすくするためにカルテ画面上の作成方法、確認方法を説明し、チェックリストを作成して書類の最終確認を定着化いたしました。作業効率も向上し不備を速やかに修正することができました。結果、90%以上が不備なく実施できました。
    今年度は予防対策強化として、患者栄養状態や皮膚状態にあわせて、より適切なマット選定が実施できるように、体圧分散マット選択のフローチャートを作成し、周知活用することができました。予防対策効果として、今年度も褥瘡発生率は0.24%と低値を維持しています。
  2. コロナウィルス拡大状況を考慮し、リンクナースを中心に少人数で開催し、各部署に伝達講習いたしました。また、e-ラーニングを活用し自己研鑽に取り組むために情報発信いたしました。
開催日テーマ参加人数
2023年10月10日(火)「褥瘡ケア」
鈴木真由美
皮膚・排泄ケア認定看護師
29人
12月12日(火)「拘縮予防とポジショニング」
安部有香 
作業療法士
28人
12月13日(水)「褥瘡と栄養」
酒寄 舞
管理栄養士
27人
2024年1月9日(火)
~2024年1月31日(火)
学研メディカルサポート
AA2302 松岡 美木

「褥瘡の「いろは」」
448人