ごあいさつ

人工関節センター長 林 宏
(はやし ひろし)
~皆さんの「歩く」未来をつくります~
皆さんの「膝が痛い」「股関節が痛い」を治すために、総合的により良い医療を提供できる人工関節センターを開設いたしました。 私は2007年に当院就任以後、人工関節手術にて地域の皆さんに「痛みのない人生」の提供をモットーに診療を行ってまいりました。宜しくお願い致します。
スタッフ
医師名 | 専門領域 | 資格・所属学会等 |
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センター長 整形外科部長 林 宏(はやし ひろし) | ○人工股関節外科 ○人工膝関節外科 ○骨折外傷外科 ○インプラント | ・整形外科参照 |
当センターについて
膝、股関節両分野とも先端的人工関節手術を行い、総合的リハビリ、外来経緯観察を行えるセンターです。
現在本邦では、高齢者人口の増加に伴い、人工膝関節は年間約10万件、人工股関節は年間約5万件の手術が行われています。今後10年間は漸増すると予想されています。従来は人工関節の寿命が10年と言われ、高齢者にしか行わないものでしたが、近年の人工関節は素材の質、特に関節面のポリエチレン、セラミックの質の向上により20~30年の長期成績が見込めます。現在では積極的に50代の方にも手術を行っています。症例によっては40代にも適応を見極め行っています。
人工股関節では従来より筋肉を切らず、脱臼率も低い直接前方進入法にて手術を行っております。人工膝関節では従来より関節の固さ、軟らかさを重視し、よく曲がる膝になる、GAPテクニックにて手術を行っております。ただいま股関節、膝関節を中心とした人工関節を集中的に行う、人工関節センターを開設しました。股関節、膝関節ともに最新の手技、技術で手術を行い、リハビリを効果的かつ集約的に行い、またその教育、研修も行えるようなセンターを目指しております。現在、関東圏、遠くは東海地区の病院からの手術見学を受け入れており、技術の伝播に努めています。当院は循環器内科、外科、呼吸器内科外科が非常に充実しているため、人工関節手術時の合併症である肺塞栓等の対応も迅速に行えます。患者さんにとって安心して手術に臨むことが出来る病院と言えます。
治療について
日本国内において最新の手術術式、人工関節を使用しています。また、患者一人一人の性差、大きさ、形状、合った人工関節を選択する為、無理のない手術が可能で、術後の痛みも軽くなりました。手術翌日から歩行練習可能です。
術後の制限につきましても、以前は人工股関節では「脱臼」の懸念により、内股禁止とか正座禁止がありましたが、当院の術式、人工関節は一切制限がありません。術後ストレスのない生活が可能です。ゴルフ、農業など スポーツ、お仕事の制限も一切ありません。
また、耐久性につきましても、以前は10年程度しかもたないと言われていましたが、技術の進歩により30年以上の耐久性があり、若い方も積極的に人工関節の手術を受けられています。
人工関節を受けた患者さんは、皆さん明るく、若々しくなります。「もっと早くやればよかった」と言われる方がほとんどです。
実績
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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人工股関節 | 68例 | 72例 | 74例 | 43例 | 49例 |
人工膝関節 | 76例 | 82例 | 80例 | 63例 | 73例 |
業績
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→臨床研究発表実績
充実したリハビリテーション

専門の理学療法士が人工関節の術後のリハビリをご指導します。充実のリハビリ後に安心してご自宅へお帰りいただきます。
ご予約について
【予約電話番号】
0296-77-5489(直通)
※整形外科 林 宏の予約枠で
ご予約をお願いします。
【診療日】
月・火・木曜日 9時~12時