手術部について

 茨城県立中央病院の手術部は、本館3階と救急センターの2階部分にあり、外来患者さんの局所麻酔の手術から、悪性腫瘍の侵襲の大きな高度な手術まで様々な手術が行われています。当院は茨城県のがん診療連携拠点病院で、肝臓・胆嚢・膵臓・肺などの難治性癌に対する高度専門医療を行うことを目的として設立された茨城県地域がんセンターでもあるため、これらの癌に対する手術が多く行われています。近年は悪性腫瘍に対する手術も腹腔鏡手術やロボット支援手術などの手術も多く行われています。全手術件数のうち麻酔科管理件数、特に全身麻酔件数の占める割合が大きいのが特徴となっています。
 また、手術部では、患者さんの早期健康回復を主眼に置き、安全で効率的な手術室の管理運営、手術室の清潔環境の維持、安全チェックリストなどの使用による安全管理、事故防止、手術管理データのフィードバックなどを行い、年々進歩して変わりゆく手術医療に対応し、安全で良質かつ効率的な医療を提供できるようにスタッフ一同日々努力をしています。

実績

過去3年の実績

 令和2年度令和3年度令和4年度
全手術件数3,057件3,400件3,545件
麻酔科管理手術件数2,446件2,562件2,624件
全身麻酔件数1,989件2,483件2,547件

手術件数内訳(令和2年度~令和3年度分)

手術件数内訳(令和3年度~令和4年度分)

業績

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臨床研究発表実績