当科の特色

リハビリセンター長

部長
リハビリテーションセンター長
鈴木 聖一



(すずき せいいち)

脳卒中・外傷などの救急疾患から、周術期、ガン末期に対するリハビリテーションまで全般に行なっております。


 当科は脳血管障害,脊髄損傷,外傷,整形外科的疾患を初めとして,機能訓練を必要とするさまざまな患者さまに対応しています。主に入院中の方を対象としています。 スタッフ一同で患者さまが障害を克服するのをお手伝いさせていただきます。

施設基準

  • 脳血管リハビリテーションⅠ
  • 運動器リハビリテーションⅠ
  • 呼吸器リハビリテーションⅠ
  • 廃用症候群リハビリテーションⅠ
  • 心大血管リハビリテーションⅠ
  • がんのリハビリテーション

スタッフ紹介


部長
リハビリテーション



センター長
鈴木 聖一



(すずき せいいち)

専門領域
  • リハビリテーション
資格
  • 日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医
  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 義肢装具等適合判定医
  • 日本体育協会認定スポーツドクター
  • 日本障がい者スポーツ協会認定 障がい者スポーツ医
所属学会
  • 日本リハビリテーション医学会
  • 日本整形外科学会

循環器内科部長
馬場 雅子



(ばば まさこ)

専門領域
  • 心大血管リハビリテーション治療
  • 循環器内科
所属学会・専門医等

(非常勤医師)
内田 元



(うちだ はじめ)

専門領域
  • リハビリテーション
所属学会・専門医等

主な対象疾患

対象疾患

脳血管障害、外傷、整形外科的疾患、悪性腫瘍など

スタッフ

医師 2名(1名心大血管リハ兼務)、理学療法士 14名、作業療法士 7名、言語聴覚士 3名、受付2名

外来診察

  • 月曜日 午前
  • 水曜日 午前
  • 木曜日 午前

 訓練

月曜日~金曜日(予約制)

診療実績

令和5年度診療実績

R5年度にリハビリテーションを施行した患者数は入院2038名、外来をあわせると2125名(前年度2084名)で対前年比102%です。

新型コロナ対応体制から徐々に通常診療に戻り、リハビリテーションの対象患者も増加しました。内訳の主な疾患は大腿骨頸部骨折など外傷が20.5%、脳血管障害13.5%、人工関節術後など主な骨関節疾患が6.3%、悪性腫瘍21.4%、呼吸器疾患12.0% などとなっています。

呼吸器外科の周術期リハをルーチン化している影響もあり、今年度も呼吸器疾患の患者数の伸びが最も多く(対前年比134%)なっています。

依頼元の診療科としては、眼科、産科を除いたほぼすべての診療科から依頼をいただいており、整形外科が30.4%と最も多く、次いで内科29.1%、脳神経外科15.4%、呼吸器外科10.8%となっております。

疾患別
疾患分類R2年度R3年度R4年度R5年度
脳血管障害277303327286
脳腫瘍20311521
脳外傷18191732
その他の脳疾患33415044
外傷427406440435
骨関節疾患155163177133
脊椎疾患81795763
脊髄損傷13181218
切断75713
骨関節の腫瘍2853
整形外科的感染症45393352
神経筋疾患44322425
悪性腫瘍261407447454
呼吸器疾患137140191256
その他169205282290
合 計1,6891,8962,0842,125
診療科別内訳
診療科R2年度R3年度R4年度R5年度
全体全体入院全体入院全体入院全体入院
整形外科671569675606669604646580
脳神経外科243240304302328328327324
内科394390445441551548619614
外科6564909090909897
呼吸器外科155152181175240239230229
乳腺外科7268636269685553
循環器外科33332222
救急科3131454532313534
耳鼻科44343225212318
歯科口腔外科0333322
小児科0000000
精神科00000000
泌尿器科98262527272727
皮膚科・形成外科1295221192826
婦人科2828181827273232
放射線治療科11440010
合計1,68915671,8961,8082,0842,0072,1252,038
新規入院患者に占める介入率(心大血管リハを除く)
 R元年度R2年度R3年度R4年度R5年度
新規入院患者数10,835人8,895人9,195人9,166人9,530人
リハ介入患者数1,425人1,567人1,862人2,007人2,038人
介入率13.2%17.6%20.3%21.8%21.4%
PCU病棟におけるリハビリテーション実績
 全体理学療法作業療法言語聴覚
R2年度実員(人)2519124
延べ(人)43119620629
R3年度実員(人)4337178
延べ(人)90161920280
R4年度実員(人)5347198
延べ(人)92159527650
R5年度実員(人)5648237
延べ(人)1,410729487194

臨床研究

リハビリテーション科臨床研究発表実績

茨城県立中央病院臨床研究発表実績まとめ

当科の取り組み

早期リハビリテーションの充実に向けた取り組み

 平成30年度はゴールデンウィークや年末年始の長期連続休日に加え、月2回の土曜日診療を開始しました。また、特定集中治療室における早期離床・リハビリテーションチームの一員として、多職種と連携し、プロトコルの作成と算定に向けた運用方法の構築を行い、平成31年度からの算定開始に向けた準備を整えました。 周術期のリハビリテーションとしては、術前より呼吸器リハビリテーションを開始し、呼吸機能の評価に加え、呼吸法や排痰法の指導を行っています。
 急性期病院として、入院後早期からリハビリテーションを開始・提供することは、安静による廃用症候群や二次的合併症を予防し、良好な機能回復を図るために重要です。今後さらに充実を図っていくためには、必要人員の確保が課題です。

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