スタッフ

構成メンバー(2022年4月現在)

循環器内科医師1名
麻酔科医師3名
クリティカルケア認定看護師1名
救急看護認定看護師1名
理学療法士2名
病棟看護師4名

主な活動内容

 集中治療室に入室しなければならない状況においても、早い段階から離床やリハビリテーションを行うことで、人工呼吸器からの早期離脱、重篤な筋力低下の防止、せん妄など精神障害の予防と緩和、退院後の日常生活動作レベルや生活の質の向上などの効果が期待できます。
 そこで当院では平成31年4月より特定集中治療室(ICU・CCU)において、早期離床・リハビリテーションチームの活動を開始しました。早期離床・リハビリテーションチームは、集中治療室に入室する患者に対して、入室後48時間以内に医師・看護師・理学療法士などの多職種が集まって、カンファレンスを行い、早期離床・リハビリテーションに関わる計画を作成し、実施するチームです。
 また、定期的にWG会議を行い、早期離床・リハビリテーションにおけるプロトコル(アセスメント、プログラム、中止基準等)の作成、見直しを行っています。

実績

今後について

 超高齢化社会を迎えんとする今後において、患者さんの自立した退院を目指すことへの早期離床・リハビリテーションが果たす役割はますます重要なものになっていくものと推察されます。今後も持続的にプロコトル・実施手順を洗練されたものとすべく精進を重ね、より多くの重症患者さんに適応させていただけるよう努力していく所存です。