褥瘡対策チームについて

茨城県中央病院における褥瘡管理及び褥瘡対策の効果的運用として設置されています。

主な活動内容

  1. リンクナースの役割をグループごとに責任をもって運営
    1)「計画書」と「評価票」の書類を確認
    2)カルテ内の「褥瘡計画の確認」「転帰」作業を確認
    3)「ステラ記録」の指導と、委員会で「褥瘡カンファレンス」の司会
    4)ベッドマットレス名を表示するように指示使用しているマットレス数の集計勉強会の運営
  2. 褥瘡に関する自己研鑽
    委員会主催勉強会への出席など

実績

令和6年度実績
  1. 各部署のリンクナースが褥瘡管理のエキスパートとして役割遂行できるよう、カルテ画面上の作成方法・確認方法を説明しました。また、チェックリストを作成して書類の定着化を図ることで作業効率も向上し、書類の不備を速やかに修正しました。その結果、90%以上が不備なく実施することができました。褥瘡予防対策強化として、エアーマット及び除圧マットの更新をすることで患者に適したマットの提供ができるよう整備しました。予防対策効果として、今年度も褥瘡発生率は0.3%と低値を維持しています。
  2. コロナウイルス拡大状況を考慮し、リンクナースを中心に少人数で開催し、各部署に伝達講習と e-ラーニングを活用した自己研鑽に取り組むために情報発信をいたしました。また、スキンケアに関連したマニュアルの一部を改訂し、内容の充実を図りました。
開催日テーマ参加者合計
2024年6月4日(火)「褥瘡対策に関する書類記入の仕方」
3東褥瘡選任看護師 大橋未歩
22
7月9日(火)「「DESIGN-R 2020 の D/dをつける」
皮膚排泄ケア認定看護師 
鈴木真由美
28
12月12日(火)「臥位・在位の基本と留意点」
作業療法士
安部有香
22
2025年2月4日(火)「褥瘡患者とのかかわり」
管理栄養士
窪田理恵
22
1月28日(火)~2月28日(金)「褥瘡の「いろは」予防・発見・悪化防止の3ステップ」
学研メディカルサポート
AA2452 松岡美木先生
396