成人先天性心疾患外来について
従来、先天性心臓病は小児科の病気であると考えられて来ましたが、治療法の進歩により多くの先天性心臓病の患者さんが成人期を迎え、その数は増加の一途です。小児期に心臓手術を無事に終わった人でも、成人期になって心不全、不整脈、血栓症など合併症が出現することがあり、継続的な健診、診療は重要です。しかし、小児科による対応には限界があり、小児科病棟に入院することもできません。
そこで、県立中央病院では、これらの問題に対応するため、循環器内科診療の一部として、「成人先天性心疾患外来」を開設しました。
成人先天性心疾患外来では、小児期からの心臓病の患者さんで成人に達した方(高校生、学生も含む)に対して、小児循環器専門医と循環器内科の専門医が協力して診断・治療にあたります。
対象者
小児期に心臓病と診断されて診療を受けてきた患者さんで成人に達した方(高校生、学生も含む)。対象疾患は主に先天性心疾患ですが、その他、小児期発症の心臓病全般(心筋症、不整脈、川崎病による冠動脈瘤など)を診療します。
担当医
堀米 仁志
筑波大学医学医療系小児内科
附属病院茨城県
小児地域医療教育ステーション教授
診療日
毎月第1月曜日
午後3時から午後5時まで
※予約制となっております。
問い合わせ先
茨城県立中央病院 医事課
TEL 0296-77-1121
予約方法
お電話にてご予約ください。
茨城県立中央病院
TEL 0296-77-1121(内線2031)
受付時間 8時30分~17時00分