医療スキルトレーニング室について

 当院の医師、看護師や医学部及び看護学部の学生、地域の医療専門職等の医療知識及び技術の習得と向上に資することを目的に医療スキルトレーニング室を設置しており、医療スキルトレーニング室の継続的運営、及びその備品等の管理を担っております。 また、医療スキルトレーニング室の備品等の整備、運用、維持及び管理に関する事項の検討や調整、また医療スキルトレーニング室の活用に関する事項についても検討や調整を行っております。

実績

令和4年度
  1. 医療スキルトレーニング室予約システムの運用開始
    茨城県立中央病院研修棟 医療スキルトレーニング室の管理や室内に備えつけの約70種、600品以上の資器材及び消耗品を管理し運用するにあたり、スキルトレーニング室の予約システムを構築するとともに、備え付けの備品を院内外に貸し出すための管理システムの運用を開始しました。
  2. 各種講習会の開催
    令和4年度もコロナ禍ではありましたが、感染防御に十分留意しながら、院内外の医療者を対象として計92回の蘇生関連の講習会・講演会を開催することができました。他にも当院研修医を中心として、個人でのスキルトレーニングも積極的に行われ、延べ2,445名の医療者(医師1,441名、研修医、324名、看護師349名、コメディカル85名、医学生130名、事務員96名、他20名)がスキルトレーニング室を使用し、延べ418体のシミュレーターを使用しました。またそれ以外にも県内他施設で開催される蘇生関連の講習会に対して、講師の派遣や資器材の貸し出しを行いました。さらに令和4年度から茨城県消防学校の生徒に対して周産期救急の授業を開始しました。