診療科
病院長直轄部門
診療センター・部
診療支援部門
研究・研修支援部門
診療チーム
医師名 | 専門領域 | 所属学会・専門医等 |
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部長 矢部 文顕 (やべ ふみあき) |
○内眼手術全般 |
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医員 井坂 太一 (いさか たいち) |
○眼科一般 |
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当科は時代に先駆けた先進医療や特殊な高度医療を提供しているわけではございませんが、眼科疾患全般に対して最新のEBMに基づいた対処ができるよう努めております。
手術は白内障手術を中心に、網膜硝子体手術、緑内障手術など内眼手術全般を合わせて年間300数十件の手術を行っております。
手術以外の治療としては、以前からベーチェット病のインフリキシマブ投与や、バセドウ病の上眼瞼後退に対するケナコルト注射や、眼瞼痙攣に対するボトックス注射などは積極的に行ってまいりました。昨年度からは、眼底3次元カメラ(OCT)の導入に伴い、加齢性黄斑変性症に対するVEGF阻害薬の硝子体注射を開始いたしました。VEGF阻害薬は網膜静脈閉塞症や糖尿病黄斑浮腫への保険適応が追加されてきておりますので、適宜、当科でも治療に対応できるようにしてまいりました。
当院は地域がんセンターを併設しておりますので、多数ではありませんが、眼科でも、がんの診療を行っております。眼瞼腫瘍や、MALT型リンパ腫などの結膜腫瘍では、適切な生検と病理診断を最優先に考え、診断の後は、形成外科、放射線科、腫瘍内科などと協力して治療にあたっております。転移性脈絡膜腫瘍は当該科と協力して、また眼窩(がんか)腫瘍、脈絡膜悪性黒色腫などは、筑波大学や国立がん研究センター中央病院などにお願いしてご加療いただき、適宜、フォローアップなどで協力するように努めております。
目の症状で何かお困りのことがございましたら、当科にご相談ください。
日本眼科学会専門医制度による研修認定施設
令和元年度 | 255件 |
平成30年度 | 248件 |
平成29年度 | 246件 |
平成28年度 | 282件 |
平成27年度 | 307件 |
眼科医が常勤となった昭和61年より現在まで内眼手術を約5,000件以上行っていますが、術中感染症なしの記録を更新中です。
原発開放隅角緑内障に対する線維柱帯切除術での術後眼圧18mmHg未満率(1998~)
術後1年 84%
術後3年 75%
こちらからご覧いただけます→臨床研究発表実績