自由診療(美容医療)について

当院は地域の中核病院として重症・難治性皮膚疾患に対する保険診療を主に診療に取り組んでおりますが、自由診療となる美容皮膚科診療にも応用できるレーザー機器を有しております。より多くの患者さんに当院での治療をご案内できるよう、レーザー治療、ケミカルピーリング、巻き爪治療などの診療内容をご紹介いたします。

自由診療に関して皮膚科の初診をご希望の際には、下記のいずれかにより受診をお願いいたします。

  • 外来電話予約センターにお電話いただき平日の11時または11時30分の枠で予約受診
    0296-77-5489(直通) 予約受付時間8:00~18:00(土・日・祝日・年末年始を除く)
  • 予約外の当日受付(11:30まで)

いずれの場合も混雑具合によっては長時間お待ちいただく可能性がありますことをご了承ください。

自由診療については初診料3,010円、再診料770円を頂戴しておりますが、保険診療ではないため、初診時の選定療養費は徴収対象外となります。

自由診療は他の診療科(皮膚科を含む)の保険診療と同日に受診は出来ません。

施術についてのお願い

  • 当日の診療状況やご希望の施術の混雑状況により、日時はご相談となります。紫外線の強い時期はレーザー治療を直ちに施行せず、内服・外用治療から開始する場合もあります。また、無断でのキャンセルをされた方、所定の予約枠での来院が難しい方にはその後の治療をお断りすることもございますのでご注意ください。
  • 特に初診の場合、顔のシミ・そばかす、肝斑などの診察の場合には、治療希望部位がごく一部であっても顔全体のシミ状態を確認するためメイクを落とした状態で診察室への入室をお願いします。診察時にお化粧が残っていて適切な診療が難しい場合には診察を一時中断し、診察室の外でお化粧を落としてから外来にお戻りいただきます。

症状(お悩み別)一覧

施術名一覧

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シミ・そばかす

長年の紫外線暴露や加齢で皮膚にメラニン色素が徐々に増えていき、シミやそばかすになります。メラニンの産生を抑え、色の薄いシミを改善させる目的で内服治療・ヒドロキノン外用をご提案しています。肝斑がない患者様で色の濃いシミに対して即時的な効果を期待する場合にはピコ秒レーザーのスポット照射をお勧めしております。(肝斑がない場合にはピコ秒レーザーのトーニング照射・フラクション照射を行なうことも可能です。)治療回数や頻度などは症状により個人差がありますので、くわしくは医師にご相談ください。

【おすすめの治療法】 

肝斑

成人以降の女性の頬や額にできる、境界がはっきりしない薄茶色のシミの一種で、紫外線や皮膚の摩擦、女性ホルモンが原因とされています。生活指導、内服治療・ヒドロキノン外用に取り組みながら、ご相談の上でレーザー治療(ピコ秒レーザーを使用したトーニング照射)をご提案します。トーニングは1回では効果を得られにくく、月1回の照射を5回前後行なうことが目安となります。

【おすすめの治療法】

ニキビ・ニキビ痕

ニキビに関しては保険診療の選択肢が増えているので保険診療が基本となります。難治性のニキビに対してはケミカルピーリングで皮膚表面及び毛穴の角質を剥離し新しい角質を再生させることも有効です。月に 1 回、3〜4回継続すると効果が出てきます。ニキビ跡にはピコ秒レーザーのフラクション照射も改善が期待できます。

【おすすめの治療法】 

赤ら顔

顔面の皮膚の毛細血管が拡張することで顔が赤く見えることがあります。原因は様々で、中年以降の女性に発症しやすい酒さ、ステロイド軟膏を長期に塗ったことによる副作用、ニキビの炎症を繰り返したことによる赤みなど、原因が様々です。酒さに伴う赤ら顔や、ニキビ跡の赤みなどを改善する目的の場合は自由診療としてレーザー治療(VBeam)を行なうことができる場合がありますので、まずは担当医にご相談ください。

【おすすめの治療法】

いぼ・ほくろ

顔面の母斑細胞母斑や脂漏性角化症、眼瞼黄色腫、脂腺増殖症などの良性腫瘍に対しては、場所や大きさによって、手術で切除・縫合する場合や炭酸ガスレーザーで焼灼する場合があります。脂漏性角化症に対しては液体窒素を使用した冷凍凝固療法も有効です。保険診療で治療ができる場合と自由診療になる場合がありますので、診察の際に詳細は担当医にご相談ください。

【おすすめの治療法】 
  • 切除
  • 冷凍凝固療法(液体窒素)
  • 炭酸ガスレーザー

男性型脱毛症

成人男性の3割に発症します。男性ホルモンの作用により、特に前頭部と頭頂部の頭髪の成長期が短くなり、毛髪が細く短くなります。脱毛の原因となるジヒドロテストステロンの生成を抑える薬剤(ザガーロ)を内服すると、半年〜1年程度で効果を実感する方が多いとされています。
注意点
前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAを低下させる効果があるので、がん検診を受ける際には男性型脱毛症に対する内服治療をしていることを申告する必要があります。

【おすすめの治療法】

巻き爪

爪白癬や爪の周りの炎症・赤みがある場合には保険診療での診療をまず優先します。爪の巻きが強く痛みを伴う場合などにはVHOワイヤーによる爪矯正を施行しております。

【おすすめの治療法】 

お問合せ

TEL.0296-77-1121(代表)

FAX. 0296-77-2886