VBeamについて

保険診療では血管腫の治療に用いていますが、美容分野では老人性血管腫や赤ら顔の治療などに使用することがあります。気になる部位にスポット照射で治療を行うことで、皮膚や皮膚の下にある病的な血管に作用し、血管腫・毛細血管拡張症を改善します。血管径に合わせた照射時間を設定できるため治療効果が高く、また、レーザー照射直前に皮膚を保護する冷却ガスが噴霧されるため、照射エネルギーを上げても熱傷の危険が少なく、照射時の痛みも軽減されます。

このような方におすすめです
  • 赤ら顔:頬や鼻の赤みの原因である毛細血管拡張を改善したい
  • ニキビ跡の赤み:ニキビの炎症が強よく、赤みを改善させたい
  • 老人性血管腫:全身にできる小さな赤いできものを目立たなくさせたい

治療の流れ

1⃣受診
外来電話予約センターにてご予約の上(平日11:00または11:30の枠)または当日受付(11:30まで)で受診をお願いします。
2⃣診察
患者さんのお悩みやご希望を詳しくお聞きし、お肌の状態を確認した上で、レーザー治療(VBeam)が適切かどうか判断します。また、使用機器とその特徴、メリット、デメリットや治療にかかる時間や費用、施術後の経過、治療にあたっての注意事項などをお伝えし、内容をご理解いただいた上で、治療同意書にサインをいただきます。
3⃣準備(施術当日)
レーザー治療当日は化粧水・乳液・日焼け止めなどは落とした状態でお待ちください。広範囲の照射で痛みに弱い方は表面麻酔のクリームを使用します(麻酔クリームを使用する場合は別途、薬剤費・処置料が自費で必要となります。)
4⃣治療
目を守るために眼鏡・ゴーグル・パッチを着用します。レーザー照射中は絶対に外さないでください。冷却ガスで肌を冷やしながら、レーザーを照射します。照射時間は、範囲や症状によって異なりますが、5~10分程度で終わることが多いです。レーザーを照射するときはゴムで弾かれたような痛みがあります。
5⃣治療後
照射部位はこすらず、石けんをよく泡立ててそっと洗い、1週間程度は処方した軟膏をぬってください。
VBeam治療に伴う注意・副作用
  • 病的な血管の存在する深さ・血管の太さなどによって反応に個人差があります。複数回の施術が必要な場合もあります。
  • 照射部位は皮膚表面が赤黒い色になります。レーザーは円形で一部を重ねて照射するので、まばらな見た目になります。
  • レーザー後は色素沈着を防ぐために遮光が必要です。また、レーザー照射部を傷つけると傷痕や色素沈着が残りやすくなります。

料金表

内容料金(税込)円
3㎜径(1発)520円
5㎜径(1発)1,050円
7㎜径(1発)1,570円
10㎜径(1発)2,100円
麻酔クリーム(1回)2,750円

お問合せ

TEL.0296-77-1121(代表)

FAX. 0296-77-2886