スタッフ

医師名専門領域所属学会・専門医等
副病院長、放射線治療センター長
筑波大学付属病院放射線腫瘍科臨床教授
奥村 敏之(おくむら としゆき)
〇がんの放射線治療放射線治療科参照
整形外科部長、人工関節センター長
林 宏(はやし ひろし)
○人工股関節外科
○人工膝関節外科
○骨折外傷外科
○インプラント
整形外科参照
リハビリテーション科部長
リハビリテーションセンター長
鈴木 聖一(すずき せいいち)
○リハビリテーションリハビリテーション科参照
整形外科医員
長沼 英俊(ながぬま ひでとし)
○整形外科整形外科参照

がん看護専門看護師柏 彩織、荒川 翼
作業療法士間宮 純 
理学療法士海藤 正陽
薬剤師千葉 布季子
ドクターズ・クラーク佐藤 結麻、深澤 いずみ

活動の目的

 骨転移に対して、多方面からのアプローチが必要と言われています。そこで多職種で構成する骨転移チームを発足し、多職種で患者の病態やリスク、ニーズなどを情報共有しています。多方面からの今後の方針を検討し、患者のQOL向上に寄与することを目的としています。

活動内容

 当院では、多職種による骨転移チームによるカンファレンスを月2回開催しています。病名や画像診断のレポートから骨転移患者をリストアップし、整形外科的介入や放射線治療の介入、リハビリ科の介入など今後の治療方針に加え、安静度を含めた日常生活指導、骨折や麻痺のリスク、補助具の必要性について話し合っています。検討結果は、報告書に記し、診療記録に残しています。

骨転移チームの活動システム

活動実績

2022年度

  • 画像・PETレポートからのスクリーニング症例数:203件
  • カンファレンス症例数:35件
【原発がんの内訳】
【骨転移の部分】
原発がんの内訳
骨転移の部位
【カンファレンスの結果】
  • 整形外科的介入した症例:21件(うち手術介入した症例6例)
  • 放射線治療開始・継続した症例:18件
  • リハビリテーション介入した症例:7件
  • 固定具作成を推奨した症例:4件

業績

【論文】
  1. 柏 彩織、玉木義雄、林 宏、鈴木聖一、藤枝真司、海藤正陽、間宮 純、佐久間由香里:多職種による骨転移チームの活動状況.全自病協雑誌58(4):31-34, 2019
【学会表発】
  1. 柏彩織、玉木義雄、林宏、鈴木聖一、江村 正博、大木 宏介、アボットみのり、間宮純、小島友恵、佐久間由香里、小沼恵美. 骨転移チーム活動の効果~事例からチーム活動を振り返る~、日本緩和医療学会弟2回関東・甲信越支部学術大会.2019.11(東京)
  2. 柏彩織、玉木義雄、林宏、鈴木聖一、藤枝真司、海藤正陽、間宮純、佐久間由香里.多職種による骨転移チームの活動状況.第57回全国自治体病院学会.(福島)
  3. 柏彩織、玉木義雄、斎藤高、廣嶋悠一、林宏、児山健、藤枝真司.当院における骨転移チームの活動状況.日本放射線腫瘍学会第31回学術大会.2018.10(東京)