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血液内科 (Hematology)

スタッフ

医師名 専門領域 所属学会・専門医等

病院参事

血液診療・輸血部統括局長

筑波大学地域臨床教育

センター教授

長谷川 雄一
(はせがわ ゆういち)

○血液内科

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本血液学会専門医・指導医・評議員
  • 日本輸血・細胞治療学会 認定医・細胞治療認定管理師・評議員
  • 日本血栓止血学会
  • 日本リンパ網内系学会 評議員

部長、臨床検査部長
堀 光雄
(ほり みつお)

○B細胞性悪性腫瘍の免疫学的及び分子生物学的解析

  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本血液学会 専門医・指導医
  • 日本臨床腫瘍学会暫定 指導医
  • 日本造血・免疫細胞療法学会
  • 米国血液学会
  • 日本癌学会
  • 米国臨床腫瘍学会
  • 日本がん分子標的治療学会

医長

藤尾 高行
(ふじお たかゆき)

○血液内科
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本血液学会専門医
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法 専門医
  • 日本輸血・細胞治療学会

医員

黒川 安満 
(くろかわ やすみつ)

○血液内科
  • 日本内科学会 認定医
  • 日本血液学会

⇒外来担当医一覧表はこちら

【診療科の特色,対象疾患,治療法,症例数,治療成績など】

 2020年4月現在、院内に日本血液学会専門医が3人おります。これまで同様に当科への紹介には病診連携をご利用頂きますようお願い申し上げます。

 病棟業務は腫瘍内科と合同で行っています。血液疾患はもともと悪性疾患(広い意味の癌)が多く、これに対してお互いの強みを生かし合って、癌治療に立ち向かっていこうという診療科どうしの協力によるものです。

血液疾患につきましては、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の患者の化学療法にて副作用などがコントロール出来た時点で、外来化学療法センターにて継続して治療を行っています。治療のすべてを入院では行いませんのでご紹介の際には周知をお願いいたします。

治療方針

 65歳以下の悪性リンパ種、多発性骨髄腫の症例には積極的に自己末梢血幹細胞移植を行っています。悪性リンパ種の診断に際しては病理検査と連絡を取りながら免疫染色、FISH法などによる染色体分析を行っています。消化器内科と連絡を取り合いながら、胃 MALT MALT リンパ種に対して積極的な化学療法を行っています。当院での標準的な治療はNCCNのガイドラインをよく用いています。白血病の治療はJALSGなどに参加しているため、臨床研究に参加する場合もあります。

*NCCN(National Comprehensive Cancer Network):全米を代表とする21のがんセンターで結成されたガイドライン策定組織です。

*JALSG(日本成人白血病治療協同研究グループ)は1987年に設立された多施設による白血病臨床研究グループです。

症例数・治療・成績

令和元年の実績

 病棟業務は腫瘍内科と合同で行っています。悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の患者の化学療法については、副作用などがコントロール出来た時点で外来化学療法センターにて継続して治療を行っています。病棟床数は20〜30人。

 入院する患者さんの多くは、病診連携を通して周囲の病院等からの紹介患者が主であります。鹿行地域や大子方面からのご紹介も多く、2019年は笠間市、常陸太田市、ひたちなか市からの紹介患者が増加しました。 入院患者さんの平均年齢は66歳で、血液内科並びに腫瘍内科2科の平均入院日数は25日でした。入院疾病の主な内訳は表2をご覧ください。

 自己末梢血幹細胞移植2例を行ないました。多発性骨髄腫に対しては自己末梢血幹細胞移植をふくむ治療を行っています。悪性リンパ腫に対する治療は初回治療のみ入院で行い、継続して行う化学療法については、外来化学療法センターにて行っています。遺伝子定量装置、遺伝子配列解析装置などを整備して、600件の遺伝子検査を院内で行っています。

【造血器腫瘍関連遺伝子検査】

WT-1mRNA定量、FLT-ITD変異、Major並びにminor BCR/ABL定性、定量、AML1/MTG定量、PML/RARα定性、CBFβ/MYH1定量、NPM1exon12変異, B-RAFV600E変異、JAK2V617F変異、CALR1/2, MPLw515L/K

【造血器腫瘍関連関連以外】

EBV DNA 定量、HHV6 DNA 定量、MYD88変異

表1

患者数

外来延べ患者数

3,800名

入院延べ患者数

356名

表2

入院疾病の内訳
急性骨髄性白血病 17人
骨髄異形成症候群 19人
慢性骨髄性白血病 3人
急性リンパ性白血病 4人
悪性リンパ腫 56人
多発性骨髄腫 29人
血小板減少性紫斑病 4人
再生不良性貧血 1人

業績

こちらからご覧いただけます→臨床研究発表実績

医療設備

 クラス100の無菌室2床,クラス500レベルの無菌室5床を有し,血液成分分離装置一式がそろっており、末梢血幹細胞移植が同時可能です。また,3カラーフローサイトメトリーによる白血病細胞並びに悪性リンパ腫の解析を行っています。遺伝子定量装置,遺伝子配列解析装置などを整備して,治療や再発の診断に必要な遺伝子関連の解析が院内で出来るようになっています。遺伝子解析装置i-dencyの導入を行い,SNPsの解析に役立たせています。
*SNPs;Single Nucleotide Polymorphismの略=一塩基多型。SNPsが病気の罹りやすさや薬の効きやすさなどで個人差があることと関連していると考えられており,白血病と大腸がんに関連したSNPsを迅速に調べています。

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