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摂食嚥下チーム(SST)(Swallowing Support Team)

嚥下外来について

 人間にとって「食べる」ことは大変重要なことです。さまざまな病気や、加齢によって、食べる動きや飲み込む機能は低下し「嚥下障害(えんげしょうがい)」をきたします。嚥下障害は、食べ物がのどに詰まる「窒息(ちっそく)」や、むせて肺に入って肺炎を起こす「誤嚥(ごえん)」につながります。

 嚥下外来では「飲み込みづらい」「むせる」などの症状のある患者様の嚥下機能を評価し、安全に食べられる方法や食べ物の形態、リハビリテーションの仕方を提案させていただきます。

診療の流れ

問診

摂食・嚥下障害看護認定看護師により普段の飲み込みの状況や生活のご様子についてお伺いします。また嚥下スクリーニングテストを行い、大まかな嚥下機能についてのチェックを行います。

嚥下内視鏡検査

鼻から内視鏡を挿入し、のどの奥を見ながら着色した液体やゼリー、固形物を飲み込んでいただきます。モニターで飲み込みの様子を確認しながら嚥下機能を評価します。

嚥下造影検査

レントゲンを撮影しながらバリウムなどを飲み込んでいただき、嚥下の様子を観察します。

検査について

 検査は耳鼻咽喉科医が行い、摂食・嚥下障害看護認定看護師や管理栄養士とともに評価を行います。検査には誤嚥や窒息のリスクが伴いますが、モニターでの確認や吸引、酸素投与などの緊急時の対応が可能な状況で安全に十分留意して行います。

実績

令和元年度

  1. 認定看護師への相談件数 593件(※表1)
  2. 嚥下回診数-相談患者に対し、その後も持続して回診した数 2376件/年でした。
  3. 嚥下外来では、入院患者で42人(依頼科の詳細は図参照)、外来患者11人(他病院からの依頼が半数)の相談がありました。再診数は入院患者で計67回、外来患者では計12回となっています。(※表2)
  4. 摂食機能療法はすべて耳鼻咽喉科の患者で13人に実施し、計72回算定しました。
  5. 他施設のそうだんは、こころの医療センターから相談を受け、認定看護師が7回訪問しました。
  6. 研修会は、看護師対象で認定看護師が企画し、薬剤科、栄養科、リハビリ科の協力を得て、嚥下のメカニズム、看護師が行う口腔ケア方法について、呼吸リハビリ、嚥下訓練、栄養管理、経口摂取方法などを4回にわたり、実施しました。

(表1)依頼 科別件数(件)

診療科 件数
総合診療科 126
呼吸器内科 113
脳神経外科 73
外科 52
消化器内科 50
神経内科 40
循環器内科 32
腎臓内科 29
整形外科 24
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 18
その他 36

 

(表2)入院依頼 科別件数(人)

診療科 件数
総合診療科 10
整形外科 8
外科 6
呼吸器外科 4
循環器内科 3
呼吸器内科 2
消化器内科 2
膠原病・リウマチ科 2
その他 5

摂食嚥下チーム規約

 

 

 

 

 

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