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診療科

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診療チーム

歯科口腔外科 (Oral and Maxillofacial Surgery)

医師名 専門領域 所属学会・専門医等

病院参事
口腔統括局長
筑波大学地域臨床教育
センター教授
柳川 徹  (やながわ とおる)

○口腔外科
  • 日本口腔外科学会 専門医・指導医
  • 日本口腔科学会 認定医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医(歯科口腔外科)
  • 日本口腔腫瘍学会 暫定口腔がん指導医
  • 日本外傷歯科学 理事・指導医
  • 日本頭頚部癌学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本口蓋裂学会
  • 日本有病者歯科医療学会
  • 日本顎顔面インプラント学会
  • 口腔病学会
  • 日本口腔診断学会
  • アジア口腔顎顔面外科学会
  • 日本レーザー医学会

部長

大木 宏介 (おおき こうすけ)

○口腔外科

  • 日本口腔外科学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医(歯科口腔外科)
  • 日本口腔科学会 認定医・指導医
  • 日本外傷歯学会 認定医
  • 日本口腔ケア学会 3級認定
  • アジア口腔顎顔面外科学会
  • 日本顎変形症学会
  • 頭頚部癌学会
  • 日本病院歯科口腔外科協議会
  • 日本有病者歯科医療学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 日本がん口腔支持療法学会
  • 東北大学歯学会

後期研修医

野口 篤郎 (のぐち あつろう)

○口腔外科

  • 日本口腔外科学会
  • 日本口腔科学会

(非常勤医師)

石岡第一病院
口腔外科部長

萩原 敏之 (はぎわら としゆき)

○口腔外科

○有病者歯科

  • 日本口腔外科学会 専門医・指導医
  • 日本有病者歯科学会 専門医・指導医
  • 国際口腔顎顔面外科学会
  • 米国口腔顎顔面外科学会
  • アジア口腔顎顔面外科学会
  • 日本口腔科学会
  • 日本顎変形症学会
  • 日本睡眠歯科学会
  • 日本顎顔面インプラント学会

診療科の特色,対象疾患,治療法,症例数,治療成績など

診療科の特色

 2018年8月より、県北、県中等で筑波大学附属病院までの通院の困難な患者さまにも筑波大学附属病院で行われている手術が受けられるよう、筑波大学附属病院 茨城県地域臨床教育センターとして活動を開始いたしました。日本口腔外科学会指導医3名(常勤2名 非常勤1名)による歯科口腔外科疾患を中心に診療を行っております。

 また、医科歯科連携に重点を置いており、主に当院(医科)で手術や化学療法を受けていただく患者様のお口の機能管理を行い、計画された治療がお口のトラブルで滞ることのないようサポートすることを重視しています。このために歯科医師会と協力して『病診連携』を推進しております。入院中は当科でお口の管理を行い、退院後は『かかりつけ歯科医』またはお近くの歯科診療所で治療をお受けいただきます。

 そのほか、一般の歯科診療所で対応できないような顎口腔領域の口腔外科疾患(下記参照)を対象に治療を行っています。困難な抜歯(埋伏抜歯)や多数歯抜歯の場合、全身麻酔や静脈内鎮静法を併用して対応することもできます (入院が必要) 。

 一般歯科治療(むし歯や歯周病の治療および義歯製作など)は原則として行っておりませんが、全身疾患のため歯科診療所では対応できない患者様に関してはその限りではなく、主治医からの紹介により対応させていただく場合があります。

診療日及びご予約方法について

初診・再診ともに完全予約制となりますので、下記外来予約センターで予約を取ってから来院をお願いします。その際に、必ず紹介状をお持ちいただくようお願いいたします。

  • 初診の患者様は歯科診療所等から下記へご連絡入れていただきご予約ください。
  • 第2・第4火曜日は手術日となります。
  • 歯科医院様より至急診て欲しいなどの急患は歯科外来にお問合せください。

地域医療連携室  FAX.0296-78-3589 TEL.0296-77-1121(代表)

外来予約センター TEL.0296-77-5489

 

その他、ご不明な点は

TEL.0296-77-1121(代表)歯科口腔外科外来にお問い合せください。

主な対象疾患

  • 抜歯症例(親知らず・過剰歯・むし歯(重度)・歯周炎(重度)の歯など)
  • 開窓を要する萌出困難歯
  • 顎口腔領域の炎症(顎炎、蜂窩織炎など)
  • 顎口腔領域の腫瘍性疾患(良性・悪性)
  • 顎口腔領域の囊胞性疾患(顎骨囊胞・歯根嚢胞・粘液囊胞など)
  • 顎口腔領域の外傷(歯牙脱臼・歯槽骨骨折・顎骨骨折など)
  • 顎口腔領域の粘膜疾患(アフタ・難治性口内炎・扁平苔癬・白板症など)
  • 顎関節疾患(顎関節症・顎関節脱臼など)
  • 唾液腺疾患(唾液腺炎・唾液腺腫瘍・唾石症など)
  • 顎変形症(顎矯正手術ほか) 
  • インプラント治療・顎顔面インプラント
  • 矯正用アンカープレート埋入およびアンカースクリュー埋入を要する不正咬合(埋入および除去手術)

診療実績

令和元年度 外来診療実績

 令和元年度の新患数は1,200名(再初診10名を含む)であり、前年度の683名と比較すると約2倍に増加しています。男女比はやや女性が多く、平均年齢は59.4歳でした。今後、『周術期等口腔機能管理』を積極的に行うことにより、患者数がさらに増えることが見込まれます。

 

 

 受診経路は、ほぼ半数が院内紹介(56.4%)であり、歯科診療所が36.7%、非紹介(急患)が2.9%、医科診療所または病院が2.2%、病院歯科口腔外科が1.8%でした。院内では多くの診療科からの紹介があり、周術期や放射線・化学療法における口腔管理依頼や骨修飾薬使用前・使用中の患者等における口腔内感染源精査および加療依頼、入院患者の歯痛や義歯不適合などの歯科的対応依頼などの目的で紹介されています。

周術期等口腔機能管理では、婦人科および泌尿器科からの依頼数が最も多く、次いで循環器外科、消化器外科、耳鼻咽喉科の順となっています。令和元年度になり歯科診療用チェアが1台増設となり、常勤の歯科衛生士も1名配属となったことにより周術期等口腔機能管理料の算定数は大幅に増加しており、前年度が254件/年であったのに対して、令和元年度は996件/年であり、約4倍となっています。

 

 疾患別分類では約半数が口腔機能管理関連(46.7%)であり、歯・歯周関連疾患が26%、口腔粘膜疾患が7.3%、その他が5.2%、炎症性疾患が3.9%、囊胞性疾患が3.8%、顎関節疾患が2.3%、腫瘍性疾患(良性)が2.2%、腫瘍性疾患(悪性)が1.5%、外傷性疾患が1.5%、顎変形症が0.2%でした。

 外来予約数は総数で比較すると前年度が2,874名/年に対して、令和元年度が5,097名/年であり、約1.8倍に増加しています。これは、周術期等口腔機能管理体制強化の表れと考えられます。しかし、月単位では本年度に入り増加率が横這いで推移しています。

入院診療および手術件数

令和元年度の手術室における手術の内訳は表の通りです。(全身麻酔手術 68件、局所麻酔手術 2件) 今後も全身麻酔手術症例の増加を目指します。

手術名 分類

全身

麻酔

局所

麻酔

抜歯術 普通抜歯術 1 2
埋伏抜歯術 26
消炎手術 腐骨除去術、下顎骨部分切除術 4
下顎骨区域切除術(プレート再建) 1
腐骨除去術+再建(腹直筋皮弁) 1
インプラント除去術 2
頸部膿瘍切開術 1
唾石摘出術(表在性) 1
下顎骨骨折 観血的整復固定術 1
広範囲顎骨支持型装置埋入手術 1
歯根嚢胞摘出術・歯根端切除術 4
顎骨嚢胞摘出術/開窓術 6/1
顎骨腫瘍摘出術 2
良性腫瘍摘出術 3
悪性腫瘍手術 舌部分切除術(再建なし) 5
舌半側切除術(再建なし)+肩甲舌骨筋上頸部郭清術 1
舌亜全摘術+根治的頸部郭清術変法+再建(前外側大腿皮弁) 1
下唇部分切除術+再建(局所皮弁) 1
上顎骨部分切除術(再建なし) 1
下顎骨部分切除術(再建なし) 2
頬粘膜部分切除術(再建なし) 1
根治的頸部郭清術変法(単独) 1

がん医科歯科連携

 令和元年度における周術期等口腔機能管理依頼件数(当院→歯科診療所)は、前年度と比較して1.5倍ほど増加しています。これは、平成30年11月に入院前支援センターが開設し、入院前の口腔機能管理を歯科診療所へ依頼する業務がドクターズクラーク(医師事務作業補助者)に委託されたことにより、より確実に依頼がなされた結果と考えられます。入院前支援センターでは、泌尿器科と消化器外科(胃・大腸グループ)から開始されたため、この2科の依頼件数の増加が目立っています。今後、他の診療科も参入していく予定のため、依頼件数のさらなる増加が見込まれます。また、医科から当科に直接依頼があった場合、退院後の口腔機能管理を近隣の歯科診療所へ逆紹介することを積極的に行っていることも増加の一因と考えられます。当科では円滑な医科歯科連携のために、その仲介を行うと共に歯科診療所で対応困難な場合には迅速に対応し、医科でのがん治療が滞ることがないよう取り組んでおります。

業績

こちらからご覧いただけます→臨床研究発表実績

 

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