診療科
病院長直轄部門
診療センター・部
診療支援部門
研究・研修支援部門
診療チーム
医師名 | 専門領域 | 所属学会・専門医等 |
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血液内科部長 堀 光雄 (ほり みつお) |
○B細胞性悪性腫瘍の免疫学的及び 分子生物学的解析 |
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医長 玉井 はるな (たまい はるな) |
○産婦人科 |
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医療技術部長 兼 臨床検査技術科長 兼 臨床工学技術科長
野上 達也 (のがみ たつや)
臨床検査医学は大きく検体検査部門と生理検査部門の2つに分けられます。検体検査部門では骨髄検査や凝固検査を含めた臨床血液、臨床化学、臨床微生物、臨床免疫、遺伝子検査、尿検査(沈渣)などの院内検査全般の精度管理および検査を用いた病態評価・判断などを行っています。生理検査部門では超音波(腹部・心臓・頚動脈)検査を中心に、心電図、脳波、呼吸機能検査などの実施・判断に参加しています。
業務の中心は臨床検査技師ですが、医師としての臨床経験を踏まえて、異なる視点から検査結果の内容を評価・分析することで、より精度・信頼性の高い結果を通して、円滑な検査業務と臨床現場の橋渡しをしていくことを目標としています。
こちらからご覧いただけます→臨床研究発表実績
検査科内で臨床検査技師を対象にRCPC(Reversed Clinico Pathological Conference)を開始しました。RCPCは症例の検査値だけを提示し、そこから病態を追求し、鑑別診断、診断へと導く独特のスタイルの症例検討会で、医学生教育の一環として多くの大学で取り入れられています。検体結果だけを基に、臨床所見という武器(しかし、思い込みというbiasにもなりうる)を敢えて封印することで、「患者に起こっている(起こりうる)病態はどのようなものか」「それは検査値をすべて説明しうるものか」という別の発想で一から再検討することは、医師だけでなく、検体をより高度な状態でマネジメントする必要のある臨床検査技師にも必須のトレーニングと考えています。月1回毎回5~6人のメンバーを決め、原則すべての技師に1度は経験してもらうようにしました。平成26年度は計6回実施しました。
また、平成25年10月より開始した自治医科大学臨床検査医学の研究生研修は継続しています。原則毎週月曜日に大学へ赴き、午前は超音波検査、午後は検体系の講義と実習を受けています。医学部4年生の臨床検査医学BSLにもアシスタントとして参加し、学生教育を通して自分の知識も確立させています。RCPC(毎週ゼミ形式で実施)や抄読会(超音波)にも積極的に参加しています。
平成26年9月に行われた臨床検査管理医試験を受験し、合格しました。
年度 |
検体 (夜間休日) |
細菌 | 病理 | 生理 | 遺伝子 | 総件数 | 対前年度比 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
H26年度 |
2,226,154 (396,474) |
38,271 |
26,291 |
45,786 |
470 |
2,336,972 |
109% |
H27年度 |
2,277,407 (412,253) |
41,829 |
27,320 |
49,349 |
657 |
2,396,562 |
103% |
H28年度 |
2,343,628 (421,670) |
49,654 |
30,112 |
51,761 |
620 |
2,475,775 |
103% |
H29年度 |
2,312,110 (411,809) |
47,033 |
28,844 |
52,870 |
643 |
2,441,500 |
99% |
H30年度 |
2,325,259 (384,471) |
47,026 |
28,159 |
56,236 |
792 |
2,457,472 |
101% |
*検体は生化学・免疫・輸血関連・一般・血液
夜間休日を含む( )は夜間休日検査件数
*院内実施総件数に夜間休日検査件数を含む
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