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臨床検査技術科

従来の分野単位の人員配置を廃止し、分野・部門に拘らない業務遂行形式のグループ別機能的検査室を構築し、副科長を中心とした組織の充実を図っています。 専門性を必要とされる各検査分野においては、臨床検査医と共に教育指導体制を強化させ、スペシャリストの育成による業務体制の構築の充実を図り、生理機能検査、病理検査、細菌検査、遺伝子検査等の教育・育成に時間を要する業務に関しては、グループの枠を超えた兼務体制も構築しています。兎角分野意識が強いことにより、狭い視野でしか検査を捉えられなくなる弊害をなくし、検査を広い視野から見渡し、検査項目間の関連性を認識する必要が求められており、その中で自分が求めるものを見いだし、自分からアクションを起こし、専門性を高めていくことが必須で、モチベーションアップに繋げて行きたいと考えます。

理念

 「信頼される臨床検査技術科」

基本方針

  • 高精度臨床検査の提供と妥当性の評価に努めます。
  • スタッフ間の相互責任と信頼度を高め連携強化に努めます。
  • 個人情報保護を遵守し、情報の共有化により医療事故防止と安心、安全な検査に努めます。
  • 業務の効率化により迅速化と経費削減に努めます。
  • 救急及び災害に強い臨床検査体制の構築に努めます。
  • 医療進歩に対応可能な専門的知識と技術の習得とグローバルな人材の育成に努めます。
  • 院内各部署とのコミュニケーション強化を図り積極的にチームワーク医療の向上に努めます。

目標

  • 精度の高い臨床検査の維持、検証及び実証による臨床検査データを提供します。
  • スタッフ相互の立場を理解し、思いやりと考え方を尊重します。
  • 個人情報保護遵守の基に、患者さんの立場と権利を尊重し、安心かつ安全な臨床検査を行います。
  • 作業環境整備として整理整頓とスタッフ間の挨拶と言葉かけを励行します。
  • スタッフ間の検査情報伝達と連絡を密に行い、医療過誤の防止に繋げます。
  • 検査業務における協力、協調、協和、協働により業務の効率化を図ります。
  • 随時診療材料の見直しを行い、医療資源の有効活用により経費削減に寄与します。
  • 夜間休日2名体制により増加する救急検査の迅速化と輸血関連検査の安全性を確保し、災害時にも強い検査体制を構築します。
  • 積極的な研修会、講習会の参加と伝達講習や日々進歩する専門的な検査技術、知識を習得し、自己研鑽を図るとともに学会発表、論文投稿を積極的に行います。
  • 専門的な検査技術、知識を持つだけではなく、一般教養、見識を持ち合わせ、既成概念や常識にとらわれない創造的発想や活動により、グローバルな視点を持つ臨床検査技師の育成を目指します。
  • チーム医療の中で臨床検査の担い手として臨床検査情報の提供と管理に努め、責任を果たします。

各グループ紹介

組織フロー

科長  髙木 英

副科長 白田 忠雄(分析化学・感染制御グループ)  ―  生化学・一般・細菌・受付・採血

副科長 山下 ゆうか(生命倫理・形態グループ)  ―  血液・輸血管理・遺伝子・臨床試験管理

副科長 鈴木 洋志(画像・神経生理グループ)  ―  生理機能

副科長 内田 好明(組織・細胞グループ)  ―  病理・細胞診・遺伝子

スタッフ構成

科長1名

副科長4名

 分析化学・感染制御グループ:12名(副科長、補助含む)
 検体検査受付 2名、生化学・免疫・一般 6名、細菌 4名

 生命倫理・形態グループ:10名(副科長および臨床試験を含む)
 血液4名、輸血管理3名、遺伝子2名(兼務)

 画像・神経生理グループ:9名(副科長、補助含む) 生理機能9名

 組織・細胞グループ:8名(副科長、補助含む) 病理 8名

 外来患者採血:
 専任2名の他、科内スタッフの輪番制による兼務

資格・認定

超音波検査士(循環器領域):今泉 伸一、橋本 多恵、横田 知加子、飯田 愛美

超音波検査士(消化器領域):鈴木 洋志、横田 知加子、坂本 京

超音波検査士(体表臓器):坂本 京

血管診療技師 :鈴木 洋志、横田 知加子

細胞検査士:内田 好明、吉澤 一恵、阿部 香織、新発田 雅晴、古村 祐紀、安田 真大、 小井戸 綾子

国際細胞検査士 :内田 好明、吉澤 一恵、阿部 香織、新発田 雅晴、古村 祐紀、安田 真大、 小井戸 綾子

認定臨床化学者:白田 忠雄

医用質量分析士:白田 忠雄

日本糖尿病療養指導士:小林 恵里奈

認定一般検査技師 :小林 恵里奈

認定救急検査技師:小林 恵里奈

緊急臨床検査士:小林 恵里奈

認定輸血検査技師:廣木 輝雄

二級臨床検査士(免疫血清学):廣木 輝雄

二級臨床検査士(呼吸生理学):坂本 京

二級臨床検査士(病理学):内田 好明、阿部 香織、新発田 雅晴、古村 祐紀、安田 真大、 小井戸 綾子

所属学会・研究会

日本臨床細胞学会 7名、日本病理学会 2名、日本癌学会 1名、日本超音波検査学会 8名、日本心エコー図学会 1名、日本臨床神経生理学会 1名、日本臨床自動化学会 4名、日本臨床化学会 1名、日本中毒学会 1名、日本医用マススペクトル学会 1名、日本電気泳動学会 1名、日本分析化学会1名、日本検査血液学会 1名、日本染色体遺伝子検査学会 1名、日本臨床微生物学会 2名、日本環境感染学会 1名、日本結核病学会 1名、日本公衆衛生学会 1名、日本輸血細胞治療学会 2名、日本生体防御学会 1名、日本臨床救急医学会 1名、腸管出血性大腸菌研究会 1名、遺伝子病理・検査診断研究会 1名

実績(平成28年度)

►外部精度管理
 日本医師会、茨城県臨床検査技師会、茨城県臨床検査技師会データ標準化事業
 日本臨床衛生検査技師会
►院内活動・業務支援
 臨床試験管理(治験・臨床試験)、NST、糖尿病教室、院内感染対策、日帰り及び脳ドック、外来採血
►院内事務局
 輸血療法管理委員会、臨床検査委員会

抱負

 専門性を必要とされる各検査分野において、臨床検査医と共に教育指導体制を強化させ、副科長を中心とした組織の充実を図ります。また科内研修会の開催や外部講師を招いた院内外者向けの各種研修会を積極的に開催すると共に、各種資格認定取得者増と学会発表及び論文投稿数の増加による学術面での充実を図り、検査の質の向上に努めます。

 遺伝子検査における造血器系及び腫瘍系の院内実施検査項目の拡充を重点項目とし、睡眠時無呼吸症候群検査及び内視鏡検査時の臨床検査技師の同席等を充実させます。そして血液製剤の適正使用・管理に関しては、毎年シリーズ化した研修会を開催し、血液製剤の有効活用と適正管理、輸血前遡及び輸血後検査の実施率向上に向けて努力します。また細菌検査関連研修会の開催も院内感染対策、抗生物質の適正使用に関連した内容を毎年開催し、血液培養の2セット化の推進化に努めます。

 更に臨床検査医と共に患者さん向けの検査相談室の設置に向けて準備を行い、チーム医療における役割分担としての「患者さんに適切で質と満足度の高い臨床検査」も可能にしていきたいと考えます。

 今後は兼務体制及び科内ローテーションに伴う弊害とも言われる検査の質の低下とモチベーション低下防止を目的に、臨床検査医の指導を仰ぎつつ、医師と技師の意思疎通をより深め、科内のリーダー的役割を担うスタッフを軸とした協力体制を強化し、種々の問題の解決に対処していきたいと考えます。そしてグローバル化や情報化が加速し多様化する中で、物事を多角的に捉え、柔軟に対応できる能力・より高い技術・より深く・より多くの知識を身につけた専門性を追求する集団を目差すことにより、本院のブランド力の維持・向上に努め、県民に貢献していきたいと考えます。

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