1.レスパイト入院

介護者が休養を取りたい時や病気・けが、冠婚葬祭などで介護が出来ない時などに患者さんを適切な医療機関に,一時入院できるように支援します。

入院期間・入院回数

入院期間は、同一年度につき原則21日以内です。

ただし、連続して入院できる期間は、14日以内です。

レスパイト入院の流れ

①申請

利用申請は、担当ケアマネージャー・訪問看護師とご相談のうえ、最寄りの保健所に届け出ます。

必要な書類は、以下の3点です。

  1. 申請書(様式第2号)
  2. 診療情報提供書(様式3号・かかりつけ医が作成)
  3. 訪問看護サマリー(訪問看護師が作成)

②受入れ調整

新規のレスパイト入院事業利用の場合は、当院難病相談連絡員が委託医療機関と受入れ調整を行います。

※ 委託医療機関への依頼は、1患者に対し1施設ずつ行っています。

  複数の施設の同時進行調整は行いません。

③決定通知

委託医療機関が決定すると、茨城県庁が決定通知を発行し、保健所経由で、利用者のご自宅に郵送されます。同時に、委託医療機関に対しても、決定通知が発行されます。

④事前訪問

入院の前に、当院難病相談連絡員・保健所担当者・委託医療機関担当者が入院前にご家庭に訪問し、ご自宅でケアカンファレンスを行います。後日、当院難病相談連絡員がケアカンファレンスの結果を、委託医療機関に報告します。

レスパイト入院当日の流れ

入院日は、難病相談連絡員と保健所担当者が立ち会い、委託医療機関の病棟看護師へ引き継ぎます。

レスパイト入院利用後

難病在宅レスパイト利用後は、利用者にアンケートが届きます。

よりよい事業活動を目指すため、ご協力をお願いいたします。

留意事項

  1. 介護する方の休養(レスパイト)が趣旨であるため、入院中は、特別な治療は行いません。
  2. 基本的に医療費は発生しません。ただし、雑費・移送費等は自己負担となります。
  3. 受入れ医療機関は、茨城県と契約している医療機関に限られます。詳しくは、最寄りの保健所または、茨城県庁までお問合せください。
  4. 入院のための日程調整が必要となります。ベッドの空き状況や患者さんの病状などによって、一時入院が難しい場合がありますのでご了承願います。
  5. 一時入院期間中に治療が必要となった場合には、通常の医療入院に移行する場合もあります。受け入れ先医療機関での医療・看護体制が適用されます。

レスパイト入院事業 茨城県委託契約医療機関一覧

茨城県における、レスパイト入院事業の委託契約医療機関は、以下のPDFをご覧ください。