薬についての注意事項

薬の飲み方

食前食事の20~30分くらい前をさします。
食直前食事を始める約5分前が目安です。
食直後食事を終えてから約5分後が目安です。
食後食事を終えてから20~30分後をさします。
食間食事を終えてから約2時間後が目安です。
寝る前寝る30分くらい前をさします。
起床時起きてからすぐ飲んでください。
頓用食事の時間に関係なく、必要なときに医師の指示に従って飲んでください。

保管

 高温・多湿、直射日光を避けて保管してください。また、「冷所保存」とは15℃以下をさしますが、冷蔵庫の吹き出し口付近やフリーザーに入れると薬によっては変質してしまうおそれがありますので、凍結を避けて保管してください。 また、患者さまにでている薬を本人以外の人が使用しないようにしてください。

おくすり手帳について

 患者さまが現在どのような薬を飲んでいるか把握し、質の高い医療を提供するため、来院される際はおくすり手帳を持参するようお願い致します。

おくすり手帳を使用する利点

  • 飲み合わせや薬の重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らします。
  • 副作用歴、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができます。
  • 旅行先や災害発生時、急に具合が悪くなったときなどに、自分の薬の情報を正確に伝えることができます。

おくすり手帳の使い方

おくすり手帳は、ご自分の薬に関わる記録です。下記を参考にして有意義に活用をしていきましょう。

  • おくすり手帳は1冊にしましょう。
  • 医療機関、薬局へ行くときには忘れずに提示しましょう。
  • 市販薬やサプリメントを買うときにも忘れずに提示しましょう。
  • アレルギーや副作用歴などは必ず記録をとりましょう。
  • おくすり手帳は常に携帯するように心がけましょう。
おくすり手帳

おくすり手帳 例

教育研修

 薬学教育が6年制となり、薬剤師になるためには、病院での実習が必須となりました。 当院では、薬剤師の指導・監督の下、薬学生が実習を行なっていますので、ご理解とご協力をお願い致します。ご意見等ございましたら、遠慮なくお申し出ください。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)について

 後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは、先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認された医薬品です。研究開発等にかかる費用が低く抑えられることから、先発医薬品に比べ薬価が安くなっています。

 当院では、患者さまや国民全体の医療費負担の低減を考慮して、後発医薬品の採用を促進しています。

 ◇後発医薬品の採用促進に関して◇

「院外処方せん」の発行について

 当院では、厚生労働省が推進する医薬分業の趣旨に添って、原則的に全ての外来患者さまを対象に院外処方せんを発行し、お薬は院外の保険薬局で受け取っていただいています。院外処方せんの発行につきましては、ご理解、並びにご協力くださいますよう宜しくお願い致します。
 

※「院外処方せん」の有効期間は発行日を含め4日間ですのでご注意下さい。